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RX-7 FD3S
エアポンプのオーバーホール

ロータリーエンジンにはかかせないエアポンプですが、みな意外と軽視しがちな部品です。

しかし、エアポンプは排ガスの浄化だけでなく、負圧走行においては、排気ガスの掃気を助けており、その結果、結果燃焼効率を上げトルクアップを図っています。

​当店では、エアポンプを完全に分解し、徹底的にオーバーホール致します。

※取扱車種は、RX-7 FD3S FC3S、ユーノスコスモ20B

​※解説ではFD3S用エアポンプを例に紹介しています。

​※FDのエアポンプは1種類のみで、全年式共通です。

エアポンプ 横から

エアポンプ 横から

​エアポンプ本体には細部にいたるまで、耐熱塗装を行い、新品同様の外観にレストア。

​コネクタ部分は端子抜けしやすい箇所なので、端子圧着箇所にはハンダ付けを施し、強度と電気特性を確保。

エアポンプ内部のメインシャフト

エアポンプ内部のメインシャフト

エアポンプ内部にも適所、耐熱塗装を施しています。メインシャフトは錆を落とし、鏡面レベルまで磨きをかけています。

プーリー側ベアリング

プーリー側ベアリング

プーリー側ベアリング

メインシャフト側ベアリング

ベアリングは、ころ(転動体)1個1個、古く硬化したグリスを取り除き、入年に磨き上げていきます。

エアガンや軽い手のチカラで、勢いよく回転する事を確認​し、要のグリスにには、贅沢にSUPER LUBE社製グリスを使用します。

ベン、カーボン棒 バネ

ベン、カーボン棒 バネ

内部部品も全てばらし、錆や汚れを取り除きます。

ベンやカーボン棒は欠けや変形がないか入念に検査。

​バネは十分な反力がある事を確認しています。

SUPER LUBE社製グリス

SUPER LUBE社製グリス

グリスは適材適所、合ったものを選択しますが、メインのベアリンググリスには、評価の高い、耐熱、耐圧性能に優れた、SUPER LUBE社製グリスを使用。

徹底したオーバーホール

オーバーホール内容については、全パーツ分解して作業しております。
ベアリングはころ(転動体)やボールまで、一つ一つ丁寧に洗浄し磨き上げております。
詳しい内容は下記の通りです。


【作業内容】

★ エアポンプを全て分解し各パーツを、錆取り液に浸け置き、錆をほぼ完全に除去。
 それでも除去できない場合は、ブラシやペーパーで入念に錆を取り除きます。
 
 錆はエアポンプにとっても大敵でありますが、FDもいいお歳になり、調子のいいFDのエアポンプでもかなり錆は見られます。
 錆は進行しますので、クラッチディスクの固着やプーリーの固着。しいては面倒なベルト切れを誘発する原因にもなります。

★エアポンプ内や、ベン、スプリング板などに付着したカーボンは、特殊洗浄剤やブラシで入念に除去。
 スプリング板は十分な反発力があり、カーボン棒は力を加え容易には折れない事を確認しています。
 ベンとカーボン棒の摩擦抵抗が大きくなり、カーボン棒がすり減っている場合もあります。
 カーボン棒がすり減っていると、エアーの気密性が保てなくなり、本来のエアー排出ができません。
 また、カーボン棒自体の強度が弱くなっているものもよく見られます。
 これが厄介で、エアポンプ動作中にカーボン棒が折れてしまうと、エアーの気密性が保てなくなるだけでなく、折れた破片がベアリングやベンの隙間に挟まってしまうと、回転が停止し、ベルト切れを誘発します。

★エアポンププーリーのベアリング部には耐熱、耐圧性能の高い、SUPER LUBE社製グリスを使用。
 エアポンプの寿命にも関わる部分です。高級グリスですが、適量を惜しみなく使用しています。
 大抵の場合、ベアリンググリスも汚れ、硬化しているものがほとんどで、エアポンプ動作時には摩擦抵抗が増え発熱のリスクも高まります。


★エアポンプ内の軸部分には、回転によるグリスの飛散を防止する為、特殊なコーティングタイプの耐熱グリスを使用。

★ベン、バネ、カーボン棒にも適正なグリス類を選定しコーティングしてあります。

 

★ エアポンプ本体、プーリー、配管類の塗装には、
 超耐熱(常時600度耐熱)性のある高純度アルミニウム塗料(含有率99%以上)を 使用し焼付け処理してあります。
 また、耐熱クリアを2コートしてありますので、艷やかな光沢と、丈夫な被膜を形成しています。
 耐熱プライマー2コート → 耐熱塗装2コート → 耐熱クリア2コート → 焼付け してあります。
 コストや手間は更にかかっていますが、価格は据え置きにしました。

★クラッチディスクの表面は砥石で面出しをし、ペーパーで傷が見えなくなるまで番手を上げていきます。
 
 中古品は、クラッチディスク面が、接触する部分、しない部分で、大きな段差ができており、クラッチの滑りや、異音につながっている事が多いです。
 また、外側ディスクには耐熱のブラックを焼付け塗装しています。


★ハーネスコネクタ、端子、ゴム栓は新品を使用。端子圧着部は、抜けたり切れたりしない様、半田付けしてあります。
 また、電気特性の低下や錆が発生しない様に、接点を保護するコーチェィングを施工。
 
 中古品の多くは、錆があるものや、電線の一部が切れているもの、端子オスメス嵌合時に接度感がないものが多いです。
 これらはエアポンプ自体の作動不具合の原因となります。


★下記項目が問題ない事を確認致しております。
 また、当方所有のFDに実際に搭載しての実働確認を実施しております。
 -主軸にブレやガタツキがない事。
 -クラッチの動作、すべり、なき事
 -ベン、カーボン棒に亀裂がなく、適度に押し曲げても破損しない事。
 -ベアリングのころ(転動体)やボールに傷がない事。
 -エアポンプリレー切替音と同時にエアポンプが作動しているかを確認。
 -作動時のエアの給排気が正常にされている事の確認
 -作動時の異音なき事の確認
 -エアポンプ作動時、マフラーから異常な白煙や黒鉛が出ていない事。
 -加速させ通常通りのレスポンスと加速性、セカンダリータービンまでしっかりブーストがかかっている事の確認。


ロータリーエンジンにとってエアポンプは、エンジン寿命を大きく左右する要です。
また、触媒に空気を送り、触媒での排気ガス浄化には不可欠です。

エアポンプが正常に作動していないと、・燃費の低下・トルクの低下・圧縮値の低下・始動時のかぶり など、数多くの問題の原因につながります。

中でもエアポンプの送風がなかったり、エアポンプレスにしてしまうと、レモンバルブが排ガスで焼き壊れてしまいます。
レモンバルブが焼けて傷ついたり、硬くなってしまうと、排気ガスを上流側へ流してしまい、排気ガスの圧力でエアポンプに排気ガスが逆流してしまいます。
さらににエアポンプから逃げた排気ガスはエアクリにまで達します。
社外エアクリですと高温の排気ガスと吸気した空気が混ざり合う悲惨な状態になります。
エアポンプが停止するとダイアグコード56番が出るので要注意です。

またエアポンプは、負圧走行においては、排気ガスの掃気を助けており、その結果、結果燃焼効率を上げトルクアップを図っています。


このエアポンプで、RX-7 を末永く快適にお乗りいただく手助けになれば幸いです。

エアポンプ オーバーホールメニュー

お客様のご要望に合わせ下記3メニューをご用意致しました。

エアポンプは下記住所まで発払いで発送してください。

エアポンプの状態によってはOHできない場合があります。

次の状態でない事を確認して下さい。

・主軸(大きなナット)を全方向に動かして、ガタツキやブレがない事。

​・エアポンプ本体を振って、音(カラカラ等)がしない事。

・プーリー、クラッチディスクがスムーズに回転する事(クラッチディスクは多少の抵抗がございます)

納期につきましては、エアポンプ到着後、7日~10日で作業完了し発送致します。

しかし、エアポンプの状態によりましては、更に日数がかかる場合や、

オーバーホール自体ができない場合もございます。

​オーバーホール自体ができなかった場合、費用は頂きません。(ご返金致します)

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